Web GIS

Web GISとは

Web GISとは、Webブラウザを利用して地図や地理情報を 閲覧・検索・分析するためのシステムです。

従来のGISでは、専用のソフトウェアをコンピュータに インストールして利用することが一般的でした。 Web GISでは、ブラウザを通して地理情報を利用できます。

学術研究におけるWeb GIS

Web GISは、地理学、都市計画、環境科学、農学、 防災、考古学など、位置情報を扱うさまざまな研究分野で 利用されています。

研究対象の位置を地図上に表示するだけでなく、 複数の地理情報を重ね合わせることで、 空間的な分布や地域ごとの特徴を視覚的に分析できます。

研究で利用されるデータの例

Web GISによる空間分析

GISでは、「どこにあるか」という位置情報を利用して、 通常の表計算では難しい空間的な分析を行うことができます。

Web GISの基本的な構成

Web GISは、主に「地図を表示するWebページ」、 「地理データ」、そして「地理データを配信するサーバ」 などから構成されます。

ブラウザ
   ↓
HTML / JavaScript
   ↓
Leafletなどの地図ライブラリ
   ↓
Web上の地理データ
   ↓
地図として表示
    

実際に地図を表示してみる

この地図で行っていること

  1. Leafletを読み込む
  2. 地図を表示する領域をHTMLで作る
  3. 緯度・経度を指定して地図の中心を決める
  4. OpenStreetMapの地図タイルを表示する
  5. 緯度・経度を指定してマーカーを表示する

この例では、緯度と経度という地理的な位置情報を JavaScriptから指定することで、Webブラウザ上に 地理情報を表示しています。

研究への発展

この基本的な仕組みを発展させることで、 研究で利用する独自の地理データを地図上に表示できます。

GeoJSON
   ↓
Leaflet / OpenLayers
   ↓
Webブラウザ
    

また、より大規模な研究システムでは、 GeoServerやPostGISなどを利用して、 地理データをデータベースから配信することもできます。